奈良県曽爾村の高原野菜

奈良県曽爾村の高原野菜

葉もの野菜

「食べやんとわからへんから」
消費者にわかってほしい手間と想い

高齢化や後継者不足などを理由に農家は少しずつ減少。それをなんとかしようと10年ほど前、村で約30軒の農家が集い「曽爾村ほうれん草部会」が発足した。各農家が共同しながら年に5~6回ほど、ほうれん草を作りながら、合間に葉もの野菜も育てている。中でも「大和寒熟ほうれん草」は、曽爾村だけしか作っていない冬限定の稀少食材で、「(消費者に)その違いを食べてわかってほしい」という想い一つで、手間暇をかけ作り続けている。

とまと

“安いからではなく、
曽爾高原ブランドとして買ってほしい“

現在、曽爾村のとまと農家は10軒にも満たない。この小規模で、北海道や他の産地に量で勝とうなんて思わない。大事なのは、「曽爾高原で育つブランド」だと思っています。寒暖差があり、夏でも涼しい。だから、秋まで収穫がのび、とまとの栽培にも適している。何より嬉しいのは、夏の時期になるとこの味を求めて、直接曽爾村まで買いに来てくださるお客様の存在。7〜10月末まで、出荷場で直売しているので、ぜひいらしてください。